十和田湖の白鳥からH5N1型の鳥インフルエンザウィルスが発見された。ここしばらく日本でのウィルス発見は無かったので安心していたが、相手は渡り鳥だ。突然日本でウィルスが発見される事も、当然あるだろう。
H5N1型は、強毒性と呼ばれるタイプである。もし人に感染したとすると、非常に凶暴なウィルスとなる可能性が高い。あのスペイン風邪を引き起こしたインフルエンザでさえ、弱毒性だったのだ。
そもそもこれまでのインフルエンザは、気管と肺を中心に感染が発生する呼吸器疾患だった。しかし強毒性のウィルスは呼吸器官に留まらず、脳を伴う全身に感染が広がるという。全身から出血を伴う、エボラウィルスのような症状になるらしい。そして多臓器不全で死亡するのだ。インフルエンザと聞いて、我々が想像する病気とは全然違うものなのだ。
現在、WHOの新型インフルエンザ警告はフェーズ3の「鳥ー人感染」の段階である。云わばギリギリの線だ。人ー人感染が始まると、パンデミックまで一気に進む可能性もある。
この新型インフルエンザに関して、どうも危機感が足りないような気がするのだ。もしこれが発生したら、高い確率で死亡を伴う重篤な症状が拡がるはずだ。もしそうなったら、感染を防ぐのは非常に難しいと思う。そうなれば身近な人に被害が発生する可能性が高いのだ。もう少し、国全体に危機意識が拡がればと思う。せめて、2000年問題の時の半分くらいでいいから。
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